弾ける=楽譜が読める???
- amusic2016
- 2022年3月2日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年5月25日

声を大にして言いたいこと。
「焦らず、じっくり基礎の土台を積んでください」
ということ。
最初の1年、または2年、かかる子もいるかもしれません。
ですがこの期間に、丁寧に自力で楽譜を読む力、正しい演奏方法を身につければ、読譜が得意になり、その後グンっ!と実力は上がります。
この大切な時期に、弾きたい(本人)、弾いてほしい(保護者)の気持ちが先走ってしまい、楽譜を正確に読めないままに 音を耳や鍵盤の場所でコピーして上達していると勘違いを起こすことは、本当に多いです。手も小さく弱いうえに、変な癖が染み付きやすいです( ; ; )
気持ちはよくわかりますが、この方法を積み重ねた方は…数年後限界がやってきます。
私の教室にも時々このような方が来られます。中には、難しい曲を弾いてくれる子もいます。けれども、音符を読んでもらうと驚くほど読めない、鍵盤の場所が一致しない、リズムが叩けない(特に多いです。。)。
せっかく小さい頃から習っているのに、数年立っても自分一人ではまったく楽譜が読めないため、練習が嫌いになって最終的にピアノが苦痛になるという悪循環になりかねません。もったいないな…と、導入の大切さをひしひしと感じます。
丁寧に積み重ねて、生涯にわたって音楽を楽しめますように…♪
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